INDIのセットアップ・・・PHD2のセットアップに戻る
<INDIについて>
天文機器制御に関するI/Fプロトコル(信号のやり取りに関する規則)
機器とアプリがINDIプロトコルに則っていれば、互いに信号の送受信が
できます。
実際、様々なメーカーからカメラ用等のドライバやアプリがライブラリに
提供されています。
通常、各々の機器はINDIドライバを介してINDIサーバーに接続され、
アプリはINDIクライアントとして提供されます。従って、アプリはINDI
サーバーと通信することで機器の操作を行います。
因みに、今回はマウントとカメラのみを接続しています。
<INDIサーバーの構築>
ここでの作業は単なるライブラリの構築ではなく、INDIサーバーを構築
することにより、ライブラリも構築します。
INDI Setup Procedure Site
https://indilib.org/download/ubuntu.html
<Add Repository>
sudo apt-add-repository ppa:mutlaqja/ppa
sudo apt-get update
<Install INDI>
sudo apt-get install indi-full
これで、INDIがインストールされている筈です。
コマンド:which indiserver でインストールされているか確認してみます。
/usr/bin/indiserver
と表示されればOKです。
一応、ログイン時に自動起動されるようにしておきます。
幾つか方法がありますが、今回はcrontabを使います。
sudo crontab -e
(初めてcrontab を使う場合はここでエディタを選択します。)
次の行を追加して、ファイルを保存します。
@reboot indiserver [device lib]
尚、[device lib]の部分には、使いたいカメラ等のライブラリを指定します。
例えば、indiserver indi_asi_ccd
となります。
以上で今回の作業は全て完了です。
忘れずにSDカードのバックアップを取っておきます。