オートガイダー構築作業・・・(構成検討に戻る)

<部材購入>

 RapsPi3SDカードをネット販売や電気屋さんで購入。

 

<OSセットアップ>

ノートPCで行う作業Ubuntuイメージファイルのダウンロード

 https://ubuntu-mate.org/download/

 ここにraspberry pi 3と書かれている16.04.2というのがあったので、これを

ダウンロードしてくる。

 

アーカイブの解凍

 7z等のアプリを使ってダウンロードした.xzファイルを解凍する。

 

OSイメージ書込

 解凍したイメージファイルをetcherWin32DiskImagerなどのイメージ

ライタを使ってSDカードに書込む。

 

<Ubuntuセットアップ>

OS起動

 RaspiSDカードを挿し込み、マウス、キーボード、ディスプレイ、LAN

を接続してから、最後に電源ケーブルを繋ぐと、OSが起動する筈です。

 尚、電源はUSB microBタイプです。Wi-Fiを使う場合は、LANを接続する

必要はありません。起動後にSSIDを選択し、パスワードを入力します。

 また、初めて起動したときには、user id、パスワード、言語、時間帯等を

質問されるので、画面に従って回答します。

 

ここからはコマンドプロンプトを使用して、文字入力により作業します。

左上のメニューから、システムツール→MATE端末を選択します。

以下、UNIX Likeのコマンドを実行します。

 

アプリバージョン管理のアップデート

 アプリのインストールなどにおいて最新版を入手するため、バージョン

一覧のアップデートを行います。

 sudo apt-get update

 

リモート接続環境構築

 最初にリモート接続環境を構築しておきます。テレビをディスプレイの

代用に使うのは不便なものです。リモート接続ができれば、PCやスマホ等

で操作が可能になります。また、外出した時などは、スマホから操作でき

れば便利です。リモート接続にはデスクトップ方式とコマンドプロンプト

方式があり、両方の環境を構築しておきます。

 

 xrdp(ディスクトップ環境)のインストール

  sudo apt-get install xrdp を実行してインストールします。

 PCやスマホからの接続方法

  windows リモートデスクトップ

  android aRDPアプリなど

 

 ssh(コマンドプロンプト環境)インストール

  sudo apt-get install openssh-server を実行してインストールします。

 openssh-serverポート22を開放

  sudo ufw allow 22

 PCやスマホからの接続方法

  windows コマンドプロンプトから、sshを実行

   ssh [RasPiIPアドレス] l [user id]

  android sshアプリ等

 

ファイル共有の構築

 samba:file sharingインストール

  apt-get install samba を実行してインストールします。

 Samba の設定ファイル編集

 ファイルの編集にはエディタを使用します。最近は直感的に操作できる

nanoを使う方が多いようですが、昔からあるviでもよいので以下のように

ファイルを編集します。

 編集対象:/etc/samba/smb.conf

ーーー末尾に以下を追加ーーー([user id]は、起動時に設定したidです。)

[i]

    comment = Raspberry Pi

    path = /home/[user id]

    guest ok = yes

    read only = no

    public = yes

    browsable = yes

    force user = pi

ーーーここまでーーーーーーー

これで、ubuntuの環境が一通り構築できました。

 

シャットダウン

sudo shutdown -h now を実行します。

デイスプレイにNo Signalが表示されたら電源ケーブを抜きます。

 

バックアップ

せっかく環境構築したので、一旦、バックアップを取っておきます。

SDカードをPCに入れてからWin32DiskImager を起動し、ファイル名を

入力、ドライブを選択後、readをクリックします。

 

PHD2等のインストールに続く