基本的な考え方

 

お互いに交互に打っていても、最終的には勝敗が決します。

では、囲碁が強い人と弱い人は、何が違うのでしょうか?

簡単に言えば、一手の価値が違うためであり、効率よく打つことで勝利することができます。

効率よく打つ方法がわからないから勝てないのですが、では、全くわからないのかと言えば、

そうでもありません。ここでは、効率の良し悪しに関する基本的な概念を説明します。

 

少ない手数で沢山の地を囲う

 囲碁は最終的に沢山の地を囲った方が勝ちです。従って、少ない手数で地を囲うことが効率

のよい打ち方と言えます。

 

どこを囲うか?

 下図で、ABCはいずれも4目の地ですが、手数が違います。

 

 

Aは6手、Bは8手、Cは12手で、Aが最も効率よく、BAよりも劣り、Cは非常に効率が

悪いことがわかります。Aは隅、Bは辺、Cは中央に囲った地で、中央よりも隅や辺に囲う方

が効率のよい打ち方と言えます。

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