2010/05/03
春の1等星
春の1等星は、星が昇ってくる順番に、レグルス、アークトゥルス、スピカです。
春の夜空には所々に明るい星が見られますが、冬に比べると星がまばらで、少し寂しい
感じがするかもしれません。
そのためか、北斗七星、おとめ座、しし座など、一つひとつの星座がとても大きいです。
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1等星は3個だけで、天の川が見えにくいため、2等星が注目される時期です。6個の
2等星と1個の3等星で構成される北斗七星が北の空に見られます。北斗七星の柄の
部分から、アークトゥルス、スピカを繋いだ曲線は春の大曲線と呼ばれています。
春の大三角形は、アークトゥルス、スピカに2等星のデネポラが加わります。
デネポラはしし座の尾に当たる星ですが一等星レグルスは前足に位置します。
しし座は?の左右を逆にした星の並び(ししの大鎌)が特徴的で、比較的見つけやすい
星座です。
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