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対位法
対位法は主題旋律を重ねる技法です。
最も単純な対位法はカノンですが、輪唱といった方が馴染み
深いかもしれません。複数のパートが一つの旋律を順番に演奏
する技法です。
パッヘルベルの「カノン」はこの技法が用いられた曲として
よく知られています。
最も高度な対位法はフーガです。主題となる旋律に続けて、
(下)属調の展開旋律を重ねていきます。何度まで重ねるかは
曲によって異なります。
また、主題旋律と副題旋律を交互に展開する、二重フーガと
いう技法も存在します。モーツァルトのレクイエム・キリエに
用いられています。
尚、フーガを崩した手法はフガートと呼ばれています。
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