二立三析(にりつさんせき)

 下の図は二立三析と呼ばれている形で、黒は下辺から見ると縦に2石が

並んでいます。この形が二立です。

 二立からは、ABCと三つ空けて、黒に打つのが目安です。間が三つ空い

ている形が三析です。三間(さんけん)に開きとも言います。

 堅く打つのであればCに打つ手もありますが、ABは近過ぎます。

 

 

補足

・二立三析は仮に相手が割り込んできても、味方の石同士がつながる形です。

 従って、辺の地を確定するという意味ではありません。序盤は、このように

 打って勢力を確保した方がよいのです。

 

・同様に一立二析や三立四析・・・等もよい目安です。

 例えば、左辺を上に向かって開くのであれば、二析か一析が目安です。

 

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